鹿児島大学病院の出生前診断(NIPT)

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鹿児島大学病院は認可施設のため、検査でわかることは13トリソミー、18トリソミー、21トリソミー（ダウン症）の3種の染色体の数的変化になります。性染色体異常や性別判定は検査できません。

検査の流れとしては、カウンセリング実施後、非確定検査で陽性だった場合のみ、確定検査へと進みます。

また、検査対象となる妊婦さんの条件は下記のいずれかに該当する場合とされています。

1. 出産予定日の時点で35歳以上であること
2. 染色体異常の子どもを妊娠または出産したことがあること
3. 夫婦どちらかが染色体異常の保因者であること

あてはまるかどうかよくわからない場合は、検診先の病院で相談されることをおすすめします。

鹿児島大学病院の出生前診断の予約方法と注意点

①検査はかかりつけ医からのみ

鹿児島大学病院では、通院中以外の方からの予約は、妊婦さん本人からは受け付けておらず、かかりつけ医からのみとなっています。

まず、かかりつけ医から鹿児島大学病院へ電話で予約を取ります。1回目はFAXなどではなく、電話のみの受付となっていますので注意してください。（099-275-5168　月～金曜日 8:30～17:00）その後、FAXにて予約申し込み書を送付します。

②遺伝カウンセリングの夫婦の出席は必須

検査前後に行われる遺伝カウンセリングは、夫婦での出席は必須です。

遺伝カウンセリングは毎週月・水・金曜日の10:00、11:00、12:00の3枠で実施されます。週3回ありますが、平日の午前のみとなりますので、早めに予約をし夫婦で日程調整を行うことをおすすめします。

鹿児島大学病院の特徴（選ばれる理由）

①地域周産期母子医療センターである

鹿児島大学病院は、鹿児島県より地域周産期母子医療センターとして認定されています。県内では5施設が認定を受けており、そのうちの１つがこちらの病院となります。

地域周産期母子医療センターとは、MFICU（母体胎児集中治療室）、NICU（新生児集中治療室）、GCU（新生児治療回復室）を持っており、ベッド数や医療スタッフのスキル、人数の確保等の決められた規程をクリアした医療施設となっています。

また、24時間体制も認定条件となっているため、万が一の場合でも転院せずにすぐに適切な治療を受けることができます。

②県内唯一の大学病院

鹿児島県ではこちらの病院が、県内唯一の大学病院です。多数の専門医が在籍していたり、最新の医療機器なども豊富にあるため、安心して出産に臨むことができます。

三次医療機関として、合併症を持つ妊婦さんの出産や、胎児に疾患がある場合の出産などを多く取り扱っているので、何かトラブルがあってもすばやく治療を受けられます。

③院内助産がある

鹿児島大学病院では、経過が順調であれば院内にある助産院で出産することができます。助産院では、なるべく医療の介入はせずに自分の力で助産師さんとともに出産することができます。

病院内にあることから、一般的な助産院とくらべて、出産中になにかトラブルが起きた時でもすぐに医師がかけつけて治療を行うことができるためより安心して出産に臨めるでしょう。

自分の力で産んでみたいけれど、万が一の場合が心配という方におすすめです。

鹿児島大学病院について（基本情報）

鹿児島大学病院への行き方（アクセス）

【最寄り駅】
　JR指宿枕崎線　宇宿駅
　鹿児島市電　脇田電停

【専用駐車場の有無】
　有料駐車場あり

まとめ

鹿児島大学病院は県内で唯一の大学病院であり、認可施設としても唯一の病院です。

地域周産期母子医療センターも併設しているため、高齢出産の方や合併症があり出産に不安を抱えている方でも安心できる設備が整っています。

予約方法がかかりつけ医による電話受付のみとなっていますので、検査を考えられている方は、妊娠が分かった時点でかかりつけ医に相談することをおすすめします。こちらの病院、NIPT以外にもほかの出生前診断も行っていますので、どれがいいかよく考えて決めましょう。

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