広島赤十字・原爆病院の出生前診断(NIPT)

【四国】徳島・香川・愛媛・高知 で新型出生前診断【NIPT】を受けるには？

https://nipt-clinics.com/2022/04/14/nipt-sikoku/

広島赤十字・原爆病院は認可施設のため、検査でわかることは13トリソミー、18トリソミー、21トリソミー（ダウン症）の3種の染色体の数的変化になります。性染色体異常や性別判定は検査できません。

検査の流れとしては、カウンセリング実施後、非確定検査で陽性だった場合のみ、確定検査へと進みます。

また、検査対象となる妊婦さんの条件は下記のいずれかに該当する場合とされています。

1. 出産予定日の時点で35歳以上であること　
2. 染色体異常の子どもを妊娠または出産したことがあること
3. 夫婦どちらかが染色体異常の保因者であること

あてはまるかどうかよくわからない場合は、検診先の病院で相談されることをおすすめします。

広島赤十字・原爆病院の出生前診断の予約方法と注意点

①予約はかかりつけ医からのみ

広島赤十字・原爆病院では、妊婦本人からの予約は受け付けておらず、かかりつけ医からの予約のみ受付可能となっています。すでに通院している方は、担当医へ相談してください。

かかりつけ医にHP上にある診察申込書を作成してもらい、地域連携室（082-504-7576）へFAXしてもらうことで予約が完了します。

遺伝カウンセリングは毎週火・木曜日の14:00～17:00で行われています。月曜日の午前、水曜日の午後、木曜日の午前を希望する場合であれば、個別調整が可能なようなので、一度遺伝カウンセリング外来（082-241-3111）まで相談してみてください。

②遺伝カウンセリングの夫婦の出席は必須ではない

検査前後に行われる遺伝カウンセリングは、夫婦での出席は必須との明記はありません。

ただ、通常夫婦やパートナーとカウンセリングを受けることが想定されていますので、妊婦さん1人で受けたいという旨は、かならず担当医へ伝えてください。

広島赤十字・原爆病院の特徴（選ばれる理由）

①県内でわずか6名の産婦人科超音波専門医が在籍

超音波専門医とは、いろいろな病気や症状を超音波検査をつかって原因を探っていくスペシャリストのことです。

こちらの病院では、このような専門医が在籍しており、妊娠中から胎児の異常を発見する胎児スクリーニング検査などに力を入れています。

事前に胎児の異常が分かれば、出産してからのスムーズな治療につなげることができます。また胎児中に治療ができる場合もあるので、胎児スクリーニングは赤ちゃんにとってとても大切な検査です。

一般的にみられる赤ちゃんが健康的に育っているかどうかだけでなく、へその緒や胎児の頭の中の血液の流れなども丁寧に診察することで、よりハイレベルな妊娠管理をおこなっています。

②バースプランが立てられる

広島赤十字・原爆病院では、妊婦さんが満足いく出産を迎えるために事前にバースプランを考える取り組みを行っています。立ち合い出産をしたり（2022年現在は新型コロナウイルス感染拡大防止のため中止）、自分の好きなアロマや音楽を持ち込んで、陣痛中に使用したりすることができます。

陣痛中に少しでもリラックスできれば、出産はスムーズに進みます。またバースプランを立てることで、主体的にお産に取り組めることも期待できます。出産は一生のうち何度もできるものではありませんので、自分の納得のできるバースプランを考えて、素敵な思い出になるようにしたいですよね。

広島赤十字・原爆病院について（基本情報）

広島赤十字・原爆病院への行き方（アクセス）

【最寄り駅】
　市内電車:　日赤病院前下車、鷹野橋駅下車
　広島バス:　日赤病院前下車
　まちのわループ:　日赤病院前下車

【専用駐車場の有無】
　有料駐車場あり

まとめ

広島赤十字・原爆病院では、胎児のうちから病気を診断する胎児スクリーニングに力を入れています。胎児スクリーニングは事前に治療法を考えておけるため、見つかった病気がたとえ胎児のあいだに治療ができないものであっても、生まれてから治療を開始するより効果的な治療をすることができます。

ほかの病院では見ないような細かな部分も、超音波検査でしっかり診断してくれるので、高齢出産である方や合併症をお持ちの方であっても、安心して出産に臨めるでしょう。

遺伝カウンセリングが毎週2日のみとなっているため、こちらの病院で検査を希望されている方は早めに相談することをおすすめします。

ＮIPT東京