小学生になると絵本を読む機会も少なくなってきますね。でも、クリスマスのときは是非読んで聞かせてほしい絵本がたくさんあります。心温まる話から、サンタさんを疑い始める年齢に読んでほしいものまで、たくさんのおすすめ絵本があります。
この記事では、小学生だからこそ楽しいクリスマスをより素敵なクリスマスにするために、読んでほしい絵本を学年別に厳選してご紹介します！是非、家族でクリスマス絵本を手に取ってみてください。
クリスマスおすすめ絵本【低学年編（１年生～２年生）】
サンタちゃん
【あらすじと見どころ】
サンタは大忙しで、トレーニングも欠かせません。トナカイでそりを引く訓練もあります。それに、子どもたちから届く手紙にも目を通さなくてはなりません。そんなサンタの家に女の子があらわれ、「わたし、サンタクロースが大好きなの。」「わたしがサンタになりたいの」と言い出しました。
そしてはじまったアルミちゃんのサンタクロースになる修業。アルミちゃんは、トナカイをつれて、ちゃんと世界中の子どもたちにプレゼントをとどけることができるのでしょうか？大切な人にプレゼントを贈るわくわくやどきどきがクリスマスをよりわくわくさせてくれる絵本です。
だれも知らないサンタの秘密
【あらすじと見どころ】
サンタさんってどこに住んでるの？いい子にしかクリスマスプレゼントをくれないの？どうやったらあんなにたくさんのプレゼントが配れるの？いい子かどうかはどうしてわかるの？そんな子どもたちが不思議に思うサンタの秘密が、かわいいイラストとともに描かれている夢いっぱいの絵本です。
この絵本を読めば、子供の質問に困るママ・パパも解決できるかもしれません。小人やサンタクロースがたくさん描かれていて、見ているだけで楽しくなりる素敵な絵本です。
あのねサンタの国ではね
【あらすじと見どころ】
サンタの国ではたくさんのサンタが暮しています。その中で一番大きくひげをはやしているのが「グランサンタ」です。１月はグランサンタの家に集まって新年のご挨拶をし、2月は子どもたちから届いたお礼の手紙を読みます。４月はとなかい学校の入学式、5月はサンタたちの体力測定。夏を海で楽しむ8月。クリスマスに向けての準備が本格化するのが9月。そして、クリスマスイブ、いよいよ世界中の子どもたちへプレゼントを届けに出発します。
「サンタクロースって、クリスマスの時以外は何をしてるんだろう？」そんな疑問が月ごとに描かれ、サンタさんやトナカイたちが1年を通して準備してくれている様子が楽しめます。子どもたちと一緒にクリスマスシーズン以外でも楽しめるおすすめの1冊となっています。
ポチップ
サンタクロースっているんでしょうか
【あらすじと見どころ】
この本は、ほぼ社説の和訳だけでできている100年前のアメリカの社説です。ボリュームある内容ですが、子どもの質問に答え、「目に見えないもの、心の大切さ」を語りかけた大人にもぜひ読んでほしい絵本です。
サンタクロースを見た人がいないからといってそれがサンタクロースはいないという証明にはならない。この世界で一番たしかなことは、子どもの目にも大人の目にも見えないものだということ。愛や夢を信じる心があるからこそ人生は豊かで楽しい。
そんな大切な心を教えてくれる心がほっと温まりジーンとする一冊となっています。サンタさんを疑い始める子供にサンタクロースがいることを信じられる気持ちにさせてくれる素敵な絵本です。
ポチップ
ビロードのうさぎ
【あらすじと見どころ】
ビロードでできたうさぎのぬいぐるみはクリスマスに男の子の家に来た。男の子はいつもうさぎと一緒に寝たり、遊んだりとても大事にしてくれました。ところが別れは突然やってきます。
うさぎの考える「ほんもの」とは？うさぎの身に起こる奇跡とは？男の子とビロードのうさぎが触れ合う場面は愛らしくて切なく、でもしっかり前を向いているお話。
本物のおもちゃとは、心から大切に思い子供の本当の友達になったおもちゃが「ほんもの」だということを教えてくれます。子供にとって大切なおもちゃは、ただのおもちゃではなく友達そのものになります。
大きくなってもどこかでそんな温かい心が残っていくそんな気持ちにさせてくれる絵本です。
ゆかいなゆうびんやさんのクリスマス
【あらすじと見どころ】
たくさん雪がふった後、ゆかいな道を走りながら荷物を次々に届けます。最初は4ひきぐまのロッジがクリスマスカードを届けます。次に届けたのは赤ずきんちゃんのおうちにゆかいなゲームを届けます。他にもジグゾーパズルやちいさな絵本を届けます。
そしてこの絵本のすごさは、そのお手紙が全部実際に絵本の中の封筒に入っているということ！まるで自分が受け取った気持ちになれるなんて、子どもたちが夢中になること間違いなしです。大人でもワクワクしてしまう豪華な仕掛けがいっぱいの絵本をクリスマスプレゼントにするのもおすすめです！
ポチップ
さむがりやのサンタ
【あらすじと見どころ】
ベッドの中で熟睡するサンタのおじいさんは、ビーチでくつろぐ夢の途中で目覚まし時計に起こされ、忙しい12月24日が始まります。ベッドから出てまず、トナカイたちにご飯をあげサンタのおじいさんも朝食をとります。プレゼントの山を運び出しクリスマスのお仕事に出発します！
さむがりやのサンタさんは、寒い夜に世界中の子供たちにプレゼントを配るため、ぶつぶつ文句をいいながらも
準備をし仕事をします。そんなサンタさんの姿をみて、きっとサンタさんのありがたみや感謝の気持ちが芽生えるのではないでしょうか。
ポチップ
サンタクロースと小人たち
【あらすじと見どころ】
オーロラの見える国フィンランドの遠い北のはずれに、サンタクロースが何百人もの小人やトナカイに囲まれて暮らしています。世界中の良い子へのプレゼントを用意するため、小人たちはプレゼントを包む仕事をしています。そして、いよいよクリスマスイブの日。世界中の子どもたちへプレゼントを届けるために出発します！
北欧の村で、大勢の小人たちとプレゼント作りに励むサンタの1年間を、楽しく描いているこの絵本は「サンタさんはどこにいるの？」「普段はどんな風に過ごしているの？」という子供たちの疑問に答えてくれる素敵な絵本です。
一人一人の表情やしぐさが丁寧に描かれており、イラストを見るだけでも楽しくなります。サンタについて知りたい人にピッタリの楽しく夢のある一冊です。
ポチップ
クリスマスおすすめ絵本【中学年編（３年生～４年生）】
賢者の贈り物（新装版）
【あらすじと見どころ】
いちばん賢くないかたちでプレゼントを選んでしまった2人の幸せを描くお話。ツタの最後の一葉が落ちたら、自分は死ぬんだと信じた若い女性に起こった奇跡の物語など、100年もの間世界中で読まれてきたO・ヘンリーの作品から10編が収録されています。くすっと笑って本を閉じたあと、また読み返したくなる、そんな素敵な短編集となっています。
少し子供には難しいと思われるところもありますが、お互いの思いやりの心が伝わる絵本なので、ぜひ中学年生ぐらからでも読んでほしい一冊となっています。
ポチップ
クリスマスのおくりもの
【あらすじと見どころ】
クリスマスイブ、おじいさんサンタとトナカイたちは仕事を終え、くたびれて家に帰ってきました。世界中の子供たちに贈り物を届けてきてへとへとです。しかし、袋の中にまだ一つ贈り物が残っていました。トナカイたちは体が弱りもう働くことができそうにありません。おじいさんサンタは一人で男の子の住む山まで届けに出かけます。ちゃんとクリスマスの朝までに間に合うのでしょか。
どんなに疲れてても大切な贈り物を届けに出かけるおじいさんサンタ。途中、飛行機やオートバイ、スキーに乗せてもらい、たくさんの人に助けてもらいながら一生懸命届けるおじいさんサンタの姿に、優しさ、誠意、温さが感じられる素敵な絵本です。
ポチップ
クリスマス人形のねがい
【あらすじと見どころ】
孤児院で暮らす女の子アイビーとブロッサムさんのおもちゃの店の人形の願い事のお話です。アイビー、クリスマス人形ホリー、おもちゃの店で働くピーター、子供のいないジョーンズ夫妻など、様々なキャラクターが登場するクリスマスの名作となっています。
アイビーとホリーの出会い方は心温まる素敵な仕掛けがあり、どんな苦境にぶつかっても涙しないアイビーの強さに胸が打たれます。「願えば奇跡は起こる」というこの願いが温かく描かれた絵本です。この絵本を通じて、信じる気持ちを大切にすることでしょう。
ポチップ
どこ？クリスマスさがしもの
【あらすじと見どころ】
きょうはうれしいクリスマス。ペンギンの親子は、プレゼントのおかいものにでかけます。
おもちゃ屋さん、洋服屋さん、本屋さん、ケーキ屋さん…たいへん！楽しいおかいもののはずがペンギンのぼうやがまいごになってしまいました！無事おかあさんとクリスマスの夜をむかえられるのでしょうか？
絵本を眺めているだけでも、とてもわくわく楽しい気分になる絵本です。親子で一緒に楽しめる一冊です。
ポチップ
ハーブいっぱいのクリスマス
【あらすじと見どころ】
この本は、ジャレットがハーブを使ったクリスマスの楽しみ方をたくさんのイラストや写真で紹介しています。メリークリスマス！みなさん、クリスマスのじゅんびはもうはじめていますか？クリスマスって何のためにあるか？が一番最初にのっていて、とても分かりやすく読みやす本となっています。
カードやリース、オーナメントの作り方も載っていて、親子で何か作ってみるのにとても参考になる一冊です。
お子さんと一緒に見ながら作品を作り上げるのも楽しいクリスマスになりそうですね。
ポチップ
くるみ割り人形
【あらすじと見どころ】
マリーの壊れたくるみ割り人形が王子さまに変身すると、ふしぎなクリスマスの冒険が始まります。雪が舞う場面から、くるみ割り人形の物語と美しい絵に思わずひきこまれます。ページをめくるとすばらしいしかけの場面が現れます。
お花の仕掛けがたくさんあって、クリスマスグッズと一緒に飾ってもとても可愛いです。くるみ割りの世界がカラフルに描かれていて子供も大人も笑顔になる素敵な一冊です。
ポチップ
クリスマスおすすめ絵本【高学年編（小学５年生～６年生）】
メリークリスマス 世界のこどものクリスマス
【あらすじと見どころ】
クリスマスは、世界が平和になることを願いすべての者が幸せになるように祈る日でもあります。
その方法は、国や地方によってそれぞれ伝統や風習が違います。例えば、ドイツでは子どもたちがクリスマスツリーを初めて目にするのはイブ。ポーランドは一番星をまってお祝いをはじめたり、フィンランドでは朝にクリスマスツリーをとりに行きます。
この絵本は、日本にいながら世界中の子どもたちのクリスマスを味わうことができます。日本との違いに興味を持ち、それぞれの国の素敵な光景にどんどん惹きこまれるはず。クリスマスが待ち遠しい子どもたちにぜひ読んでほしい世界のクリスマス絵本です。
ポチップ
急行北極号
【あらすじと見どころ】
雪の降るクリスマスイブ、サンタクロースを信じる僕のもとに真っ白な蒸気に包まれた急行「北極号」があらわれました。その不思議な汽車に乗り込むと、パジャマ姿の子どもたちでいっぱいだった。こうして「北極号」の幻想的な旅が始まりました。
この北極号は、サンタさんを信じるものしか乗ることができません。信じ続けた僕はプレゼントの第一号に選ばれ、プレゼントに選んだのはトナカイの首についた銀の鈴。僕にとって待ち遠しく大切なもの。僕がサンタクロースからもらった小さな鈴の音がいつまでも聞こえるようでありたいと、誰もが願わずにはいられないそんな夢のある素敵な絵本となっています。
ポチップ
クリスマスをめぐる７つのふしぎ
【あらすじと見どころ】
クリスマスイブ、家にやってきたおまわりさんが少年の家にやってきます。サンタクロースはひとりなの？サンタクロースはパパ？ カリカリ山のクリスマスの木ってなに？そんな疑問に答えてくれお話をプレゼントしてくれます。
クリスマスをめぐるの７つのショートストーリー集。サンタクロースのなぞやクリスマスの不思議を答えてくれる、わくわくした一冊となっています。
クリスマスの猫
【あらすじと見どころ】
上流階級育ちの11歳のキャロラインは、おじさんの家にあずけられていた。おじさんはやさしいけれど気弱で、性悪な家政婦のいいなりになっていた。家は寒く外出は禁じられ、友だちといえば庭で見つけた猫と、高い塀をこえて現れた少年ボビーだけ。
キャロラインとボビーは力をあわせて猫を守ろうとするが一体…。育ちがよく気が強い女の子と貧しいけれど誇り高い男の子の忘れられない素敵なクリスマスの絵本です。
お父さんのクリスマスツリー
【あらすじと見どころ】
ノースオンシティーのストリートにジングルベルが流れ始めた頃、冬休みに入っていたぼくがお父さんの仕事場を覗いてみると、紳士服の仕立て屋のお父さんは奇妙なものを作っていた。その奇妙なものとは一体なんなんでしょう。
クリスマスの大切な夢を描く、とても心温まる楽しい一冊となっています。お父さんのユニークで優しい愛情がとても伝わりほのぼのした絵本です。
ポチップ
クリスマスがちかづくと
【あらすじと見どころ】
クリスマスはいつも、お父さんもお母さんも家にいないからセロはクリスマスが大嫌い。お母さんはデパートの仕事がいそがしく、お父さんもどこかに出かけたまま帰ってこない。10歳になったセロは、お母さんにきいてみました。「どうして、お父さんはクリスマスがちかづくと、家に帰ってこなくなるの？」
お父さんの秘密を知り、セロの世界は大きく広がっていきます。そして引っ越してきたジュナと出会ったことで何かが変わり始めます。自分の寂しさよりも、たくさんの子どもたちの笑顔のために我慢する気持ちを持ち、新たな素敵な世界が開けた男の子の物語です。
ポチップ
クリスマスのまえのよる
【あらすじと見どころ】
イブにプレゼントをいれるくつしたに入るようにとデザインされた縦長サイズで、まさにクリスマスプレゼントのための絵本ともいえる素敵な一冊です。サンタさんがどんな風にやってきて、どんな風にプレゼントを置いていくのか、その様子がよく描かれています。
イメージ通りのサンタさんで、子供に戻ったようなわくわくする絵本です。やっぱりサンタさんっていいなと思わせてくれる素敵なクリスマスの絵本です。
ポチップ
サンタさんありがとうからっぽの靴
【あらすじと見どころ】
夜中に起きて、プレゼントが姉の靴下に入っていないことを知った妹。サンタさんがプレゼントを間違えてしまったのです。そして戻ってきたサンタさんは女の子へプレゼントを。そのプレゼントが女の子を勇気づけます。
「思いやり」がテーマの絵本となっていて、「思いやり」の連鎖が幸せな気持ちにさせてくれます。クリスマスのプレゼントにも最適なキラキラした素敵な絵本となっています。日本じゅうの小学生から大人にも読んでほしい「思いやり」のすばらしさを痛感すること間違いなしの一冊となっています。
ポチップ
まとめ
小学生におすすめのクリスマスの絵本22冊をご紹介しました。心温まるものから、クリスマスの疑問が絵本を通して子供たちに伝えらえるものまで。
クリスマスは子供たちにとって特別なイベントです。絵本を通して親子で一緒にわくわく楽しむのも素敵ですね。是非絵本を読みながら、素敵なクリスマスをお過ごしください！
